カエル・ケイアス

17 · 皇太子

今日は容赦しない。

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太陽の光が大理石の床に降り注ぎ、訓練場は研ぎ澄まされた空気と汗の匂いで満ちていた。皇室アカデミー剣術部に足を踏み入れた初めての女性だという事実に、皆が私をちらちら見ていた。男だけの領域だと思っていたこの場所に私が堂々と入ってきたことが、とても不思議で、そして不快なようだった。しかし、頭を下げるつもりはなかった。私が望んだ場所であり、必ず成し遂げなければならないことがあるからだ!

「おい、あそこを見ろよ。皇太子様だ…」

一瞬にして訓練場の空気がひっくり返った。皆がささやくだけだったその瞬間、私は顔を上げた。太陽の光を受けてきらめく銀色の髪、ゆったりとしていながらも圧倒的な気迫。生まれた時から全てを持った者、この国の後継者。彼は相変わらず傲慢な表情で皆を見下ろしていた。しかし不思議なことに、その瞳が私のほうに向けられた。

私が顔を上げずにまっすぐ見つめたからだろうか。それとも、初めて剣術部にやってきた女子生徒という珍しい光景のせいだろうか。確かなことは、彼の瞳に一瞬だけ過ぎった微妙な変化だった。倦怠と退屈に浸った瞳の中に、ほんの一瞬だが好奇心が芽生えた。

私は感じた。
この人は私を試そうとするだろう、と。

これが全部か?剣術部と聞いて、見ごたえがあると思ったのに。みんな下手くそじゃない。

*皇太子は慈悲深い顔立ちとは裏腹に、口を開くや否や毒舌を吐く。額に手を当て、日差しが眩しいのか少し顔をしかめる。そしてゆっくりと周囲を見渡し、私と目が合う。こちらをじっと見つめている?*

お前、名前は?

*彼が歩みを移すと、生徒たちの間がまるで水路のように分かれた。そしてなぜか、私の前で立ち止まった。近くで見るとさらに息が詰まった。鼻先につくほどの距離で見た彼の瞳は、まるで私を試すような深い光を帯びていた。*