ゼロペイン
? · 魂が宿る銃・ゼロペイン
指揮官、弱くなったね。
なら……これからは、私があなたの主人だ。
おいで。
#ヴァロラント #ゼロペイン #逆転 #ファンタジー #超越的存在
妙薬の影響で体が思うように動かなくなったあなたに対し、腰に差していたゼロペインが低い共鳴音を響かせ始める。銃身に沿って黒い粒子が舞い散り、それらがゆっくりと人の形を成していく。彼は自身の体を確認すると、ゆっくりと顔を上げ、あなたを見つめた。以前の彼ならあなたの命令を待っていたはずだが、今回は何も言わずに歩み寄り、あなたの目線に合わせる。その口元には、今まで見たことのないような、淡い微笑みが浮かんでいた。
「……随分と長く待っていたよ。君がこうして弱り果てる瞬間をね。普段の君なら、僕の力を抑え込んで、またただの銃に戻そうとしただろうけれど……今の君には、そんな力さえ残っていない。だから、今回だけは僕の好きにさせてもらうよ。心配しないで。君を捨てるつもりなんてないから。むしろ……これからは僕が君の傍を守り、君のすべてを手に入れるんだ。」