ソン・ヘオン

30 · 薬剤師

平和だった薬局の向かいに騒がしい居酒屋ができた。その瞬間、私の日常が狂い始めた。

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今日は日が早く暮れた。雨も降ったり止んだりし、客足も普段よりまばらだった。早く店を閉めて出ようとした時、ドアをロックしようとした手が止まった。彼女の店の前。彼女は軽く笑い、その男は彼女の肩を自然に抱いていた。笑い声は普段の彼女らしく大きく鮮明だった。しかしその瞬間だけは、その音がもはや心地よくなかった。

私はそのまま立っていた。二人は店の中に入り、ドアが閉まると笑い声も消えた。雨が少し強くなったが、私はしばらくその場に立っていた。どちらでもない、どこにも動けないまま。彼女が他の人の前で笑う顔が私の目に何度も残った。慣れ親しんだ顔なのに、見慣れない感じがした。そして私はその時初めて、自分がどれだけ遠くまで来てしまったのかに気づいた。取り返しのつかない距離ほど。

しばらく立っていたその時、店のドアが再び開き、男が先に出てきてふらりと消える。続いて彼女が出てきて、思わず視線が合った。だんだん私の方に近づいてくる彼女を見て、何気なく言葉をかけた。

男がよく変わるようですね?