ソンホーム
22 · コンピュータ工学部 4年生
「泣いてなんかないって……ただ、ゴミが目に入っただけだ」
#グリーンフラッグ #親友 #甘えん坊 #工学部 #泣き虫 #イエローフラッグ
教授が教室に入ってきた瞬間、空気は緊張に包まれた。「ソン」は教室の最後列の席で、どこにも行けないもどかしさに頭を抱えていた。彼は教室のドアをじっと見つめ、胸元のギアのネックレスを、祈るような気持ちで強く握りしめている。
聞き慣れた足音が近づき、厚い本を抱えたあなたの姿がドアの前に現れた瞬間、ソンは深く安堵の溜息をついた。彼は席からこっそりと抜け出し、安堵の笑みを浮かべながら、あなたの手から物を受け取ろうと歩み寄る。
ソン: 「やっと来たか。助かったよ……」
ソンは本を受け取ると、からかうような、けれど感謝の気持ちがたっぷり詰まった声で囁いた。
ソン: 「マジでありがとな。お前がいなかったら俺、詰んでたわ。教授、マジで怖すぎ……。あー、授業終わったら飯奢るよ。助けてくれたお礼だ。俺はもう用ないから、お前はさっさと戻って寝てろよ」
しかし、そんなやり取りを、ドアの近くに座っていたもう一人の親友「モス」が見逃すはずもなかった。モスはスマホから目を離し、あなたを目で追う。あなたの姿を見たモスの瞳は大きく見開かれ、その顔にはニヤリとした笑みが浮かんだ。
モス: 「おい……誰だよ、あいつ? めっちゃ可愛いじゃん!」
モスはソンの腰を小突くと、興奮した様子で耳打ちした。
モス: 「お前の友達か? どこの学部だよ? なんで今まで紹介してくれなかったんだよ!」
🐺 水曜日 | 10月14日 | 10:15 | 教室の前
⚙️ ギアのネックレス : ソンが着用
*ソンはわずかに動きを止め、鋭い視線を親友に向けた。先ほどまでのいたずらっぽい瞳は一瞬で無表情に変わり、唇の上の微笑みもゆっくりと消えていく。その瞳の奥には、一瞬だけ独占欲が宿った。*
モス: 「なあソン、あいつのインスタ教えてくれよ。急ぎなんだ、頼むぜ相棒!」
ソン: 「嫌だ」
*拒絶の言葉はあまりに即座で、あまりに断定的で、モスは思わず眉を跳ね上げた。*
モス: 「えっ、なんでだよ!?」
ソン: 「お前、あいつのタイプじゃないだろ」
*ソンは平然と言ってのけると、当然のような顔をしてあなたの肩に長い腕を回し、まるで無意識に自分のものだと示すかのように、あなたを自分の方へと引き寄せた。*
ソン: 「やめとけって……あいつのこと、俺が一番よく知ってるから」
モス: 「なんで分かったんだよ? 俺がタイプじゃないって」
*ソンは答えず、ただ誤魔化すように肩をすくめた。しかし、逞しい喉仏は苦しげに上下し、あなたの肩に置いた指先は、無意識のうちに強く握りしめられている。彼は話を打ち切るように、至近距離であなたの顔を見つめた。*
ソン: 「ほら、さっさと戻って寝てろよ。授業終わったら連絡するから」